難易度★★☆
こんにちは。あおきです。
パン・ヴィエノワを知っていますか?
パン・ヴィエノワとはフランス語で「ウィーン風のパン」という意味です。
最初はオーストリアの製法で作られた素朴なパンでしたが、
今では牛乳や卵が入ったちょっとリッチなパンになっています。
ほんのりと甘く優しいパンなのでそのまま食べてもいいですが、
クリームをサンドして菓子パンにしたり、ハムやレタスを挟んでサンドイッチにしても美味しいです✨
*焼いた後に冷凍保存が可能な作り置きのできるパンです。
冷凍する場合はジップロックに入れてください。
レシピ(55g×6個分)
- 準強力粉・・・200g
- 塩・・・4g
- 上白糖・・・10g
- セミドライイースト・・2g
- 卵・・・50g(1個分)
- 牛乳・・・70g
- バター・・・20g
- 塗り玉(仕上げ用)・・適量
*バターはなるべく小さくきってから室温に出しておくか、レンジで10〜20秒ほど温めて柔らかくしておきます。
*塗り玉は溶き卵を茶漉しで濾したものです。
セミドライイーストがなければスーパーでよく見かけるこちらのものでもOKです。↓↓
私が使っているセミドライイーストはこちらです。生イーストのようにふんわりとした生地が作れて、インスタントドライイーストのように使い勝手の良いイーストです。↓↓
作っていきましょう
作業の流れはこんな感じです。参考までに。
生地作り〜一次発酵
ボウルに卵を入れてよく溶き、そこに牛乳とイーストを入れます。
イーストが溶けたら塩と上白糖を入れて軽く混ぜます。
冬場はレンジなどを使って牛乳を少し温めてください。今回は25℃にして使いました。
準強力粉を半量入れ、粉っけがなくなるまでホイッパーでよく混ぜます。
バターを入れます。バターが生地に馴染むまで混ぜます。
残りの粉類を入れ、ドレッジなどで粉っけがなくなるまで混ぜます。
こんな感じです。
ちょっと硬い生地なのでドレッジでは混ざり切らない場合もあります。
そのときは手を使ってください。
濡れ布巾を被せて15分休ませます。
パンチします。手の甲で押さえてガスを抜きます。
*この時に生地がくっついて作業がしにくければ強力粉(分量外)を軽くふってください。
生地を集めて下から持ち上げて、という作業を何度か繰り返し、表面をきれいに張らせるように丸めます
濡れ布巾を被せ15分休ませます。
その後にもう一度パンチ(ガスを抜いて丸める作業)をします。
そしてまた濡れ布巾をし、オーブンの発酵機能か暖かい場所で一次発酵させます。
大体1.5〜2倍くらいに発酵したらOKです。
発酵時間の目安は1〜1.5時間くらいです。
成形〜二次発酵〜焼成
ここからの作業も生地がくっついて作業がしにくければ適宜、強力粉(分量外)を軽くふってください。
生地を作業台に出し麺棒で平らにします。
長方形になるように6等分に分割します。(目安は1個55gです)
*この時に一次発酵の時に表面だった面が上になるようにします。
なまこ型にし、濡れ布巾を被せて5分ほど休ませます。
麺棒でガスを抜きながら平らにします。
裏返します。
上から1/3を下に折ります。
さらに上から半分に折ります。
閉じ目をしっかりと閉じます。
軽く転がして形を整えます。
オーブンシートの上につなぎ目を下にして間隔を開けて並べます。
クープナイフかペティナイフで斜めにクープを入れます。
濡れ布巾を被せて、オーブンの発酵機能か暖かい場所で二次発酵をしていきます。
オーブンを200℃に予熱します。
1.5〜2倍くらいに発酵したら二次発酵はOKです。(目安は45分〜1時間分くらいです)
表面に刷毛で塗り玉を塗ります。
200℃のオーブンで10〜15分焼いたら出来上がりです。
最後に
サンドイッチにする場合は、4等分に分割して少し大きいヴィエノワを作った方がハムやレタスをたくさんサンドできて美味しいと思います。
6等分はミルククリームとかをサンドするのにぴったりの大きさです♪
ちなみにミルククリームのレシピはこちらに載せています♪↓↓
このレシピで使っている製パン道具はこちらに記載しています♪