こんにちは。あおきです。
パン屋さんで買うパンも手作りのパンも当日は美味しいけど、次の日になると美味しくなくなっているということはありませんか?
なんかパサついたな〜
硬くなったな〜
ってことありますよね。
パンは焼き上がった時は適度に水分を保っているのでふわふわしっとりなんですが、
時間が経つにつれて中の水分がなくなりパサつくようになります。
そしてその後、表面に湿気がくっついて硬くなります。
これはもー仕方ないことなんですよね。。
やっぱりパンは焼きたてが一番美味しいんです。
でも、そんなパンを時間がたっても美味しく食べる方法があります。
この方法なら、2週間くらいはほぼ焼きたてに近い方法で毎日食べることができます。
それはすぐに「冷凍」し、食べるときに「リベイク(焼き直し)」することです。
そして、「冷凍」「リベイク」にはちょっとやり方があるんです。
本当にちょっとしたことなんですがそれがすごく大切なんです。
この2つのことを正しいやり方で行えば美味しいパンを長く楽しめます。
ぜひお試しを〜🍀
どのように冷凍するのか
「パンを冷凍」というと、
食べきれなくなった分を腐らないうちに冷凍する人が多いかもしれませんが、
それは冷凍のタイミングとしては良くないです。
時間が経ってから冷凍したパンは美味しく食べることができないので、
冷凍したけど結局捨てることになったという人もいるんじゃないでしょうか。
では、パンの冷凍はいつするのか。
それは、パン屋で買ったものなら家に持ち帰った時に。
家で作ったものなら焼き上がって粗熱が取れたときに冷凍してください。
当日食べる分を避けて、それ以外のものをできるだけ早く冷凍します。
冷凍するときはジップロックに入れて密封してください。
小さいパンやフランスパンならそのままジップロックに入れて冷凍庫へ。
スライスされた食パンは一枚ずつラップに包んでからジップロックに入れて冷凍庫へ入れてください。
先ほども言ったようにパンは焼いた直後からどんどん水分が蒸発し硬くなっていきます。
これを「パンの老化」と言います。
しかし冷凍することで、その老化を遅らせることができます。
そして老化をしてしまう前に冷凍することがとても大切なんです。
ちなみに冷蔵庫での保存はおすすめしません。
冷蔵庫の温度(3℃くらい)はちょうどパンが劣化しやすい温度帯だからです。
ただし気をつけないといけないのは、クリームパンや惣菜パンなど種類によっては冷凍が向いていないものもあります。
例えば、冷凍した自家製のカスタードクリームを解凍するとボソボソするようになったり、
大きなジャガイモが入ったものはジャガイモがモソモソするようになったりします。
使われている材料が冷凍できるかそうでないかによって、冷凍するかしないかを判断してください。
そして、冷凍できないものはなるべくその日のうちに食べたいですね。
パン生地が美味しくても中の具材が不味くなってしまってはパンが台無しですよね。。
どのようにリベイクするのか
「リベイク」とは簡単に言うとパンを焼き直すことです。
スーパーで買ったパンも手作りのパンも、
リベイクの仕方によってはまるで焼き立てのように美味しく食べることができます。
冷凍していたパンを自然解凍(室温で30〜60分くらい)してから、200℃のオーブンで3分ほど焼きます。
(惣菜パンなどは、中の具材がしっかりと解凍されてからリベイクします。)
これだけのことです。これだけのことでほぼ焼きたてのパンのようになります。
ほんの少しの手間ですが、ぜひ試してみて欲しいです。
そして欲を言えば焼く前にさっと霧吹きをするとなおいい感じになります。
私は石窯ドームの過熱水蒸気の200℃で焼くようにしています。
その場合は霧吹きをしなくて大丈夫です。
トースターの場合も大体3分くらい焼きます。
庫内が狭く焦げやすい場合は、途中で扉を開けて上にアルミホイルを被せてください。
最後に
今までいろんなパン屋さんに行きましたが、
私は行く度に結構たくさんの量を買ってしまうんですよね。
とくに遠くのパン屋さんとかに行くと、
「あんまり来れないから、、」と気になるパンをどんどんトレイに載せてしまったり、、
そして家に帰ってから食べるんですが、当然全部は食べきれないんですよね。
せっかくの美味しいパンも次の日に食べると美味しさが半減するし、
美味しく作ってくれた職人の方にも申し訳ない、、
冷凍するということを知るまでは、そんな後悔を何度も繰り返していました。
でも今は冷凍庫のおかげで落ち着いてパンを買えています。笑