難易度★★★
*パンチを一回増やしたので、よりクープが割れやすくなりました(2021.11.6)
こんにちは。あおきです。
捏ねないパンシリーズ。今回はプチフランスパンです。
シンプルだけどおいしい。これからの季節だとクリームシチューとかと一緒に食べたいですね。
3才の娘はフランスパンが大好きです。柔らかい食パンよりもよく食べます。
あの皮の香ばしさが好きなのかも。
*焼いた後に冷凍保存が可能な作り置きのできるパンです。
冷凍する場合はジップロックに入れてください。
同じ生地でこんなパンも作れます。↓↓
レシピ(55g×6個分)
- 準強力粉・・・200g
- 塩・・・4g
- モルトパウダー・・・0.5g
- イースト(赤サフ)・・0.3g
- 水・・・140g
*準強力粉がなければ強力粉160g+薄力粉40gで代用できます。
イーストはこちらのものを使っています。糖分の少ないパン用のイーストです。↓↓
モルトパウダーはこちらのものを使っています。これを使うことで生地が安定し、焼き色もよくなります。なくてもパンは作れます。↓↓
作っていきましょう
作業の流れはこんな感じです。参考までに。
*室温で6時間発酵としていますが、冬場はもっと長い発酵が必要だと思います。
時間よりも見た目で判断するようにしてください。
生地作り〜一次発酵
ボウルに水、イースト、モルトパウダーを入れてイーストが溶けるまで混ぜます。
冬の水が冷たいときは温めてぬるま湯に。夏場の暑いときは氷で水を冷やしてください。
今回は秋だったので何もせず水道水をそのまま使いました。ちなみに水温は22℃です。
準強力粉、塩を入れてカードなどで粉っけがなくなるまで混ぜます。
こんな感じです。
濡れ布巾をして15分室温で休ませます。
パンチします。手の甲で押さえて空気を抜きます。
*この時に生地がくっついて作業がしにくければ強力粉(分量外)を軽くふってください。
生地を集めて下から持ち上げて、という作業を何度か繰り返し、表面をきれいに張らせるように丸めます。
濡れ布巾を被せ15分置きます。
その後にもう一度パンチ(空気を抜いて丸める作業)をします。
濡れ布巾をして室温かオーブンの発酵機能で1時間発酵させます。
ここからの作業も生地がくっついて作業がしにくければ適宜、強力粉(分量外)を軽くふってください。
もう一度パンチします。今度はふんわりと折るようにパンチします。
まず、ドレッジを使ってなるべく生地を痛めないように作業台に取り出します。
*発酵時に底だった面が上になるように取り出します。
上からクルッと手前に巻いていきます。
こんな感じです。
あまり力を入れず優しく巻きます
上下の下に手を入れて生地を上に持ち上げ、左右の端を下に折り込むようにします。
こんな感じです。
ボウルに戻し、濡れ布巾をして室温で6時間ほど発酵させます。
または、濡れ布巾を被せ袋に入れて、冷蔵庫で12〜20時間発酵させます。
2〜2.5倍に発酵すればOKです。
*冷蔵庫で長時間発酵させた場合は、成形前に20分くらいオーブンの発酵機能を使って生地の温度を17℃くらいまで戻した方がいい感じのパンになります。
生地の膨らみ具合を見て、発酵時間は調節してください。
冬だと室温で10時間くらいは必要だと思います。
成形
6等分(目安は55g)に分割して軽く丸め、濡れ布巾をして10分休ませます。
*一次発酵の時に表面だった面が上になるように丸めます。
成形していきます。手のひらで生地を軽く叩き、余分なガスを軽く抜きます。
生地を裏返して(丸めたときの底の部分を上にします)、生地の1/3を手前に折ります。
それをさらに半分に折っていきます。
*手でなるべく生地を痛めないようにし、上の生地の端っこと下の生地の端っこをくっつけるように折っていきます。
軽く転がして整えます。
二次発酵〜焼成
オーブンシートの上につなぎ目を下にして間隔を開けて並べます。
濡れ布巾を被せて、室温で二次発酵をしていきます。
オーブンの発酵機能が30〜35℃に設定できるならそちらでも大丈夫です。
オーブンを250℃に予熱します。
*石窯ドームのオーブンの場合は過熱水蒸気で250℃に予熱します。
生地がふわっとすればOKです。(目安は20〜30分くらいです。)
強力粉(分量外)を茶こしでふり、ペティナイフかクープナイフでクープ(切り込み)を入れます。
250℃のオーブンにスタートせずに1分くらい入れます。
その後、250℃で8分、190℃に落として7〜10分焼いたら出来上がりです。
最後に
ジップロックに入れて冷凍もできます。
食べるときは自然解凍してから、
200℃のオーブンで3分くらいリベイクすればほぼ焼きたての美味しさで食べることができます。
このレシピで使っている製パン道具はこちらに記載しています♪