難易度★★☆
こんにちは。あおきです。
ふんわりとしたパン生地にさっぱり爽やかなレモンジャムと、クレーム・ダマンドと一緒に入れました。
レモンの爽やかな酸味とクレーム・ダマンドのコクが美味しいです。
紅茶にもコーヒーにも合うのでぜひ作ってみてください。
最初にレモン・ダマンドを作って次にレモンジャムを作ります。
そして、それを生地に巻いて焼いたら出来上がりです。
私は普段キッチンエイドを使ってパンやケーキを作っています。
だからこのサイトでは、基本キッチンエイドを使用した写真や説明をしていますが、パン、ケーキのレシピや作る手順はキッチンエイドがなくても同じなので、キッチンエイドを使用しない方も参考になるかと思います。
レモンのクレーム・ダマンドの作り方
レシピ
・バター・・・75g
・粉糖・・・75g
・卵・・・75g
・アーモンドプードル・・75g
・レモン・・・1個分の皮
*レモンは皮を使うので、防腐剤不使用のものをおすすめします。
作り方
クレーム・ダマンドの作り方はこちらをご覧ください↓↓
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 73D52CE0-8D9A-420B-9058-F0EBF515B0A0_1_201_a-800x490.jpeg](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/06/73D52CE0-8D9A-420B-9058-F0EBF515B0A0_1_201_a-800x490.jpeg)
↓ ↓
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 5177C52E-D391-47B2-9501-A6030C060233_1_201_a-1-800x554.jpeg](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/06/5177C52E-D391-47B2-9501-A6030C060233_1_201_a-1-800x554.jpeg)
できたクレーム・ダマンドにレモンの皮をすったものを混ぜればレモンダマンドの完成です。
レモンジャムの作り方
レシピ
・レモン・・・1個(80gくらい)
・グラニュー糖・・25g(レモンの30%くらい)
・ペクチン・・1g(グラニュー糖の4%)
*レモンダマンドでレモンの皮を擦って使うので、その使った後のレモンで作れば無駄がなくレモンを使い切れます。
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/05/yl212734797105111214341.png)
今回はレモンの果実感を残したかったのでペクチンを使いましたが、使わなくても大丈夫です。
使わない場合は長めに煮詰めてください。
ちなみにペクチンですが、スーパーにはなかなか売っていないこともあります。
ネットではこちらのものがおすすめです↓↓
作り方
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/06/D5BBBA08-5FAB-41E8-A54D-36BF4F82EFBB_1_201_a-800x485.jpeg)
レモンを薄いいちょう切りにします。
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/06/23A5B77E-664C-4B21-A3EF-DC9477CD2301_1_201_a-800x464.jpeg)
重さを量ってその重さの30%のグラニュー糖とグラニュー糖の4%のペクチンを入れます。
レモンの水分が出てくるまで1時間ほど置いておきます。
*ペクチンはダマになりやすいので、グラニュー糖とペクチンはよく混ぜてからレモンに加えます。
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/06/1AF81501-0E9E-4BED-B3E3-4A558B665A22_1_201_a-800x484.jpeg)
5分ほど煮詰めたら出来上がりです。
レモンロールパンの作り方(約20個分)
必要な道具
・麺棒
・ドレッジ
・作業台
・バット
・アルミカップ
レシピ
・強力粉・・・240g
・薄力粉・・・60g
・白砂糖・・・21g
・トレハロース・・9g
・塩・・・6g
・脱脂粉乳・・9g
・セミドライイースト・・4.5g
・卵・・・30g
・水・・・165g
・バター・・・30g
セミドライイーストがなければスーパーでよく見かけるこちらのものでもOKです。↓↓
私が使っているセミドライイーストはこちらです。生イーストのようにふんわりとした生地が作れて、インスタントドライイーストのように使い勝手の良いイーストです。↓↓
作り方
強力粉、薄力粉、砂糖、トレハロース、塩、セミドライイースト、脱脂粉乳をよく混ぜます。
そこに卵、水を入れて最初はゆっくりと捏ねていきます。
粉っけがなくなれば、速度を早くして叩くように捏ねていきます。
*水は冬はぬるま湯、夏は少し冷たいものを使ってください。
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/06/793464B7-DDC4-4EFC-AF02-4B842FC196BD_1_201_a-800x539.jpeg)
写真のようになればバターを入れます。
初めは低速で混ぜ、バターが生地に馴染んだら速度を上げて生地を叩いていきます。
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/06/C27C7262-A0A4-4E73-A0AD-2D3EFD9738EC_1_201_a-800x697.jpeg)
生地を伸ばして薄く膜が張るようになったらOKです。
一次発酵
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/06/9D68CD9A-C611-446D-9AAE-5B7B0816F817_1_201_a-800x466.jpeg)
生地を丸めてボールに入れ、乾燥しないようにしっかりとラップをします。
オーブンの発酵機能か温かいところに置いて一次発酵をしていきます。
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/06/ABD7AE47-0CFC-4866-9189-7240F7C5E600_1_201_a-800x531.jpeg)
40分〜1時間くらいで生地が1.5〜2倍になればOKです。
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/06/B8C93211-716E-4E6F-AA54-C1940645BD15_1_201_a-800x434.jpeg)
生地を半分に分割して丸め、10分ほど休ませます。
ここでも乾燥しないように濡れ布巾をかぶせます。
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/06/79FA4B64-7ED1-4B2C-BE0F-B213B08EA858_1_201_a-800x591.jpeg)
バットに強力粉(分量外)をふり、写真のように生地を広げます。
ラップをして冷蔵庫で2時間くらい休ませます。
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/05/yl212734797105111214341.png)
生地をしっかりと冷やして落ち着かせることで、作業性をよくします。
![](https://www18.a8.net/0.gif?a8mat=3BBSQ0+CAYIUQ+3VF6+60OXD)
成形
ここからは生地がダレないようにスピーディーに作業していきます。
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/06/7B0074C7-9821-4C9E-A06C-E6EDDB9E6B3F_1_201_a-800x501.jpeg)
生地を1つ取り出し麺棒で均一に広げ、レモンダマンド(150gくらい)を塗ります。
そしてその上にレモンジャムを散らします。
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/05/yl212734797105111214341.png)
冷えて固まったレモンダマンドは、ゴムベラなどでなめらかにすると塗りやすくなります。
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/06/CEABFC70-7826-4520-817F-338AF399FD1B_1_201_a-800x416.jpeg)
手前から巻いていきます。
*生地が作業台にくっついて巻きにくいときは、手粉(分量外の強力粉)をふったり、ドレッジなどを使ってください。
そしてなるべく生地を痛めないように巻いてください。
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/06/67CFDAD0-C024-45D8-8F79-B5A3D2823F97_1_201_a-800x316.jpeg)
巻き切ったら、つなぎ目をしっかりと閉じます。
バットに入れ、ラップをして冷蔵庫で1時間くらい冷やします。
もう1つの生地も同じように成形してください。
二次発酵〜焼成
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/06/A7A975DB-7837-4A99-924B-D80EBF5CDD25_1_201_a-800x340.jpeg)
10等分にカットしてアルミカップにのせ、二次発酵していきます。
*高さがあるときは、ラップ越しに手で押して少し平らにします。
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/05/yl212734797105111214341.png)
アルミカップは少し広げて使います
*オーブンを180℃に余熱します。
*オーブンで二次発酵させる場合は、オーブンの余熱もしないといけないので生地を15分くらい早めに出し、後は外で発酵させましょう。
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/06/FDE45941-6857-4791-B889-5EDD29EEEDF0_1_201_a-800x505.jpeg)
生地がふんわりすればOKです。大体30〜50分くらいです。
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/06/9EFD7C72-123E-4B0D-8E33-AB94EB8F9F5C_1_201_a-800x554.jpeg)
間隔を開けて並べ、焼いていきます。
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/05/yl212734797105111214341.png)
間隔を開けることで熱が均一にあたります
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/06/D7FE6653-4A37-4FB4-988F-C283AA4533A0_1_201_a-800x525.jpeg)
180℃で20分くらい焼いたらOKです。
レモンジャムの果肉じゃない部分を表面に塗れば出来上がりです。
最後に
夏らしいパンが食べたくて作りました。
「暑いときにあまりもっちりとしたパンはなあ。。」と思ったので、薄力粉を使って少し歯切れをよくし、レモンを丸ごと使ってさわやかな酸味をつけました。
でも酸味だけでなくコクも欲しかったのでクレーム・ダマンドをたっぷりと使いました。
![](https://hiyoshinikki.com/wp-content/uploads/2020/02/yl213064582502114215301.png)
レモンは皮だけでなく果肉も使うので無駄がないです。
今回は果肉も使うので大丈夫ですが、皮を剥いたレモンは痛みやすくなるので要注意ですね。
レモンはジャムなら日持ちもします。余ったレモンジャムはレモン焼きなどで料理にも活用できますね。
国産レモンは外国産よりも少し高いかもですが、酸味が穏やかなように感じます。
皮も使うときはぜひ国産を試してみてくださいね。