難易度★★☆
こんにちは。あおきです。
サンドイッチとかに出来そうなシンプルな角食パンを焼きました。
角食パンは型に合わせた生地量で焼かないと、パンが型から溢れたり、反対にちゃんとした四角にならなかったりします。
そこで、家庭にある型の容積に合わせた生地量を仕込む必要があります。
その計算の仕方も記載しました。
*焼いた後に冷凍保存が可能な作り置きのできるパンです。
冷凍する場合はジップロックに入れてください。
型に合わせた生地量の計算の仕方
こちらの計算式に当てはめれば型に合わせた仕込むべき強力粉の量がわかります。
そして強力粉の量に合わせて他の材料も増やしたり減らしたりしてください。
型の容積の出し方は、型に水をスレスレまで入れてその水の重さを測るか、型の縦×横×奥で計算して出します。
(3.8〜4)の部分は数字が小さいほど強力粉の量が多くなり、しっかりと詰まった食パンになります。
反対に数字が大きいほどふわっとしたパンになります。
1.9というのはこのレシピのベイカーズパーセントの合計を100で割ったものです。
レシピ(1斤分 容積は約1700g)
- 強力粉・・・230g
- スキムミルク(脱脂粉乳)・・15g
- 塩・・・4.5g
- 上白糖・・・15g
- セミドライイースト・・3g
- バター・・・15g
- 水・・・160g
*バター(生地用)はなるべく小さくきってから室温に出しておくか、レンジで10〜20秒ほど温めて柔らかくしておきます。
上の計算式での強力粉の量よりもほんの少しだけ多めにしています。(本当は223gのところを230gに)生地を作っていく工程で手についたりボウルについたりする生地の分を考慮しています。
セミドライイーストがなければスーパーでよく見かけるこちらのものでもOKです。↓↓
私が使っているセミドライイーストはこちらです。生イーストのようにふんわりとした生地が作れて、インスタントドライイーストのように使い勝手の良いイーストです。↓↓
作っていきましょう
作業の流れはこんな感じです。参考までに。
生地作り〜一次発酵
ボールに水、セミドライイーストを入れてイーストが溶けるまで混ぜます。
冬の水が冷たいときはレンジで温めてぬるま湯に。夏場の暑いときは氷で水を冷やしてください。
今回は何もせず水道水をそのまま使いました。ちなみに水温は24℃です。
強力粉、スキムミルク、塩、上白糖を別のボウルに入れてよく混ぜます。
先程混ぜ合わせた粉類の2/3を、水とイーストの中に入れて粉っけがなくなるまで混ぜます。
バターを入れます。バターが生地に馴染むまで混ぜます。
残りの粉類を入れ、ドレッジなどで粉っけがなくなるまで混ぜます。
こんな感じです。
濡れ布巾を被せて15分休ませます。
パンチします。手の甲で押さえて空気を抜きます。
*この時に生地がくっついて作業がしにくければ強力粉(分量外)を軽くふってください。
手かカードを使い、生地を集めて下から持ち上げて、という作業を何度か繰り返して表面をきれいに張らせるように丸めます。
濡れ布巾を被せ15分休ませます。
その後にもう一度パンチ(空気を抜いて丸める作業)をします。
そしてまた濡れ布巾をし、オーブンの発酵機能か暖かい場所で一次発酵させます。
大体2倍くらいに発酵したらOKです。
発酵時間の目安は1時間くらいです。
もう一度パンチ(空気を抜いて丸める作業)をします。
食パンはここでもう一度パンチしてしっかりとガスを抜きます。そうすることで生地に新しいガスが入りよりふわふわのパンになります。
濡れ布巾をし、暖かい場所かオーブンの発酵機能を使って発酵していきます。
生地が1.5倍くらいに発酵したらOKです。
発酵時間の目安は30分です。
成形〜二次発酵〜焼成
ここからの作業も生地がくっついて作業がしにくければ適宜、強力粉(分量外)を軽くふってください。
作業台に生地を移し、ガスを抜きます。
4等分して丸めます。(1個110gくらい)
濡れ布巾を被せて10分くらい休ませます。
*一次発酵の時に表面だった面が上になるようにします。
手で押してガスを抜きます。
両端を内側に折ります。
手前からくるくるっと巻きます。
こんな感じです。
他の3つの生地も同じように成形します。
型に薄く油(分量外)を塗って、巻き終わりを下にして入れます。
蓋をして、オーブンの発酵機能か暖かい場所で二次発酵をしていきます。
型に塗る油はサラダ油かバターを塗ってください。私はサラダ油を塗っています。
オーブンを200℃に余熱します。
型の7〜8分目くらいまで発酵すればOKです。
200℃で20分くらい焼きます。
焼き上がった食パンは、型に少し衝撃を与えてからすぐに出します。
そうすることで腰折れを防ぐことができます。
最後に
トーストしても美味しいですが、焼きたての食パンはやっぱり最初はそのまま食べたいですよね〜
捏ねなくてもちゃんとふわふわ〜な食感を楽しめますよ。
次の日はトーストやサンドイッチにしていろんな食べ方を楽しんでください😄
このレシピで使っている製パン道具はこちらに記載しています♪