難易度星★★☆
こんにちは。あおきです。
お菓子の「タルトタタン」、知っていますか?
昔、フランスでホテルを営んでいたタタン姉妹が、りんごのタルトを作る際にうっかり失敗したことによってできたりんごのお菓子です。
キャラメリゼしたりんごをじっくりと何時間も焼いて作ります。
時間はかかるけど本当に美味しいんです!
今回はそのタルトタタンをイチジクで作ってみました。
りんごよりも果肉が柔らかいので焼き時間は少なめで。
キャラメルと一緒にじっくり焼いてトロトロにすれば、フレッシュとはまた違ったイチジクの美味しさがあります。
今の時期だからこそ食べれるお菓子です。
お菓子の構成は、スペキュロスというスパイスの香るクッキー生地にチョコをコーティングし、その上にイチジクのタタンを乗せました。
食べる前にクッキー生地にタタンを乗せることでサクサク食感を楽しむことができます。
スペキュロス(クッキー生地)
レシピ(直径6cmの丸型クッキーが14枚くらい)
- バター・・・40g
- きび砂糖・・50g
- 卵黄・・・15g
- バニラオイル・・1〜2滴
- 薄力粉・・・80g
- 五香粉・・・0.2g
- ベーキングパウダー・・0.5g
- ブラックチョコ・・・適量
今回のチョコは、成城石井の「フランス産クーベルチュールカカオ72%」のものを使っています。
作っていきましょう
スペキュロスの作り方はこちらをご覧ください。↓↓
生地ができたらこれを直径6cmの型で抜き、170℃で10〜15分くらい焼きます。
クッキーだけのレシピよりは少し厚めに伸ばして型抜きしてください。(3mmくらい)
粗熱が取れたら湯煎で溶かしたチョコを片面に刷毛で塗ります。
チョコが乾いたらジップロックに入れて冷凍庫で保管することもできます。
イチジクのタタン
レシピ(直径6cmのマフィン型で4個分)
・イチジク・・・4個
・グラニュー糖・・20g
・水・・・小さじ1
作っていきましょう
オーブンを180℃に余熱します。
①小鍋にグラニュー糖と水を入れて火にかけます。(中火)
②グラニュー糖が薄いキャラメル色になってきたら火を消します。
*そのままにしておくと余熱でどんどん色づくのですぐに型に流します。熱いので気をつけてください。
③天板にのせたマフィン型に②を均等に流します。
④イチジクの皮をむきます。一個のイチジクの真ん中の部分を輪切りにスライスして、写真のように型に入れます。
⑤残りのイチジクをくし切りにして型に詰めていきます。④の半端な残りも小さく切って詰めます。
⑥180℃のオーブンで30分焼きます。粗熱が取れたら型に入れたまま冷蔵庫で冷やします。
⑦冷えたらひっくり返します。食べる直前にクッキーのチョコの面に乗せれば出来上がりです。
*ひっくり返す時は、平らなお皿かまな板をタタンの上に乗せてそれごとひっくり返すときれいに返せます。
イチジクはりんごと違って水分が多いので、食べる直前にクッキーに乗せないとクッキーのサクサク感がなくなります。しっとりが好みなら少し置いてから食べるのもありですね。
最後に
タルトタタンといえば京都のお店「ラヴァチュール」ですね。初めて食べた時は感動しました。
このお店のタルトタタンにはヨーグルトソースがかかってるんです。
このヨーグルトの酸味が、しっかりとしたりんごの甘さとよく合うんです。
また京都に行った時には食べたい。
と思って調べていたら、なんとオンラインショップを始めたそうです。
嬉しい。それがこちらです。↓↓
ラヴァチュールのオンラインショップ
送料を含めるとちょっとお値段がするので、特別な日にいつか頼んでみようと思います。