こんにちは。あおきです。
今回は私がお菓子を作ったり考えたりするときに重宝している3冊の本を紹介したいと思います。
お菓子を作っていくとお菓子作りの基本を学びたくなったり、失敗しない作り方のポイントを知りたくなったり、疑問などが出てくると思います。
今回おすすめする3冊の本はそんな問題を解決するのにとても役立ちます。
それぞれの本は、
「初心者でも安心しておいしいお菓子を作ることができるレシピ本」
「ワンランクアップのお菓子を作れるレシピ本」
「お菓子で欠かせない卵、薄力粉などの素材の違いや手順による変化の疑問に答えてくれる本」
の3冊を厳選して紹介しています。
この3冊さえあれば、基本的なお菓子から本格的なお菓子まで作ることができ、尚且つお菓子の知識もしっかりと身につけることができます。
ではさっそく、3冊の紹介です。
・杉野英実の菓子 素材より素材らしく
・化学でわかる お菓子の「なぜ?」
はい、こちらです!
ではそれぞれの本について、おすすめポイントをお話していきたいと思います。
初心者にもおすすめ!『イル・プルー・シュル・ラ・セーヌのお菓子教室』
こちらは東京の代官山にある有名店「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」さんが出しているお菓子の本です。
基本の焼き菓子や生菓子を写真多めで詳しく紹介されています。
材料、器具の写真も載っていますし、お菓子作りで重要なホイッパー、ハンドミキサーでの混ぜ方も詳しく載っていてとても参考になります。
このケーキ屋さんは本格的なお菓子教室としても有名です。
だからなのか、本には失敗しにくいようにお菓子を作る上での感覚的なところを誰でもわかるように詳しく書かれています。
それぞれのお菓子に対して「おいしく作るポイント」も書かれていて気を付けることが明確にわかるようになっています。
仮に失敗しても、もう一度本を読んでみると何がいけなかったのかわかるようになっています。
初心者の方で失敗なく美味しいお菓子を作りたい方は、とりあえずこの本の通りに作ってみることをおすすめします!
ワンランクアップ!『杉野英実の菓子 素材より素材らしく』
こちらの本は東京の京橋にある有名店「イデミ スギノ」さんが出しているお菓子の本です。
先ほどの本よりも少しお値段が高いですが、内容は十分すぎるほど充実しています。
こちらの本ではワンランクアップのお菓子を作ることができます。
まさにケーキ屋さんに並んでいるいろんな素材を使ったオシャレなムースケーキを作れます。
ケーキの土台となる基本のビスキュイやタルト生地、パイ生地、メレンゲ、シロップなども写真で詳しく解説されているのでちゃんとしたものを作ることができます。
実際にお店で並んでいるケーキのレシピが、写真と詳しい解説で載っているのでちょっとテンションが上がります。笑
難点はお店で実際に仕込む量で記載されているので、家庭で作るときには計算し直さないといけないです。あと写真もお店仕様です。
ただ普段ちょっとお菓子を作るという方なら何の問題もなく家庭用に変換して作ることができると思います。
家庭のお菓子をワンランクアップさせたい方におすすめの本です。
様々な疑問に答えてくれる!『化学でわかる お菓子の「なぜ?」』
こちらの本は辻製菓専門学校が監修している本です。
お菓子のレシピも載っているんですが、それ以上にいろんな疑問に対する答えが載っています。
例えば、スポンジに加える溶かしバターの温度による出来上がりの違いを写真で示されていたり、バターと卵の乳化の過程を図で解説してあったりします。
ただ疑問に答えるというだけのものではなく、なぜそのようにするのか、そうしなかった場合にはこのようになるということまでわかりやすく写真や図を使って解説してあります。
この本を1冊読むだけでいろんな疑問が解消されると思います。
そしてかなり知識が増えると思います。
お菓子を作るときに出てくる疑問に答えてくれるとても素晴らしい本です。
まとめ
今までにいろんなお菓子の本を買って読んできましたが、今はほとんど上記の3冊しか見ていません。
ネットでもいろいろと検索できますが、レシピについてはあまり本格的なものや詳しく説明されているものは少ないように感じます。
この3冊の本はそれぞれ、「初心者におすすめのレシピ本」「ワンランクアップのレシピ本」「お菓子の知識が身に付く本」と目的が違う本なので、この3冊を読んでケーキを作ればプロもビックリの腕前と知識が身につくと思います。
ただ、人によって好みのお菓子やレシピ本に求めるものが違うと思うので、私にとっては素晴らしい本も他の方にとっては違うかもしれません。
自分に合ったお菓子の本を見つけるための参考になれば幸いです。