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家庭でのパン作りに欠かせない銅板 なくても焼けるけどあればワンランクレベルアップ!

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こんにちは。あおきです。

今回は、私がパン作りに愛用している銅板のお話をしたいと思います。

銅板とはその名の通り銅の板です。笑
そしてそれがこちらです!↓↓

本当にただの銅の板なんですが、これがパン作りをする上ですごい重宝する大切な道具なんです。

なぜこの銅板がパン作りに欠かせないのか、銅板を使う場合と使わない場合の違いは何なのか、などなど色々お話ししたいと思います。

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なぜ銅板を買うことになったのか

私はパン屋で働くのを辞めてから家でパンを焼くようになりました。

しかし、なかなかパン屋のときのように焼くことができませんでした。
パン屋のときと同じレシピでパンを焼くのですが、どうもうまく焼くことができません。

大きな違いとしては、パンの底に焼き色がつきづらい、食パンなどの大きな型もののパンがうまく焼けないし、焼き時間が長くなるなどです。

それもそのはず、パン屋と家庭のオーブンでは雲泥の差があるんです。

そこでその雲泥の差を何とか少しでも埋めれないかと探した結果、辿り着いたのが銅板でした。

なぜ家庭のオーブンには銅板が必要なのか

家庭の電気オーブンは火力が弱いんです。
パンを焼く上で火力はすごく大切で、パンがうまく焼けない原因の一つだと思います。

プロの使うオーブンは上火と下火が分かれていて上下に熱源があり両方の温度を変えることが出来ます。
でも家庭のオーブンは熱源が一つです。これをファンによって庫内全体を温めています。
つまり下火がない。

パンは下からの熱がすごく重要!!


パンは下から生地を煽って釜のびさせます。釜のびすることによってふんわりとしたパンを焼くことができます。

家庭の火力の弱いオーブンでは釜のびする前に上部が焼けてしまってふんわりしたパンを焼くことが難しいです。特に型に入った食パンなどの大きなパンではそれが顕著じゃないかなと思います。

あと重要なことは焼き時間!!
パンは何度で焼くかということよりも焼き時間が重要です。

パンを焼くときには焼きたい時間に合わせて温度を決めます

パンは焼くほどに水分がなくなります。
焼き時間が長いよりも短い方が、水分の多いふんわりと柔らかいパンになります。

家庭の火力の弱いオーブンでは焼き時間が長くなることが多いです。
銅板を使えば使わないよりも焼き時間を短くすることが出来ます。

メリット

先ほどでも話しましたが銅板を使うメリットを羅列するとこんな感じです。

パンが釜のびしやすい

パンの底にちゃんと熱が伝わるので、パン作りに重要な下から生地を煽るということが家庭のオーブンでもできるようになります。

釜のびによってふんわりしたパンを焼くことができます。

焼成時間を短くできる

特に型物の食パンを焼き比べて感じたことですが、銅板があるときとない時とでは焼成時間が違います。

型に入った食パンは底も側面もなかなか焼き色がつかず上ばかり焼けるということが多々あります。
食パンは側面に焼き色がつかないと腰折れの原因にもなるので、ここはしっかりとつけておきたいところ、、
銅板を買う前は、側面に焼き色をつけるために無駄にオーブンに入れ続けるということをしてしまっていました。

でも銅板を使い出してからは何の問題もなく、パンの底、側面ともに焼き色をつけることができます。

銅板で焼成時間が短くなったのは本当に嬉しかったです!
そのおかげで同じ作り方なのにパンも美味しくなりました!

パンの底にしっかりと焼き色がつく

パンの底に焼き色がつくことは大切です。
これはロールパンのような小さなパンでも食パンでも。

パンの底がしっかりと焼けないとオーブンから出したらシワシワ〜とパンが沈んだりします。

特に上部を白く焼きたいパン!
上部を白く焼いて底には焼き色をつける、というのは銅板があればすんなり出来ます。

銅板がなくても途中でアルミホイルを被せたり、、とかすれば何とかなりますが、
ある程度生地が焼けるまではオーブンは開けたくないですよね。

デメリット

デメリットはいくつかあります。ただ、それでも買ってよかったと私は思っています。

値段が高い

ステンレスと銅板のセットで1万円くらいします。
ちょっとお高い。。

パンを焼くのに1万円、。パンを焼かない旦那はちょっとビックリしてました。
銅板の重要性はパン好きにしかわからない。

どうにかして安く手に入らないかとホームセンターを物色したりもしました。
値段は少し安くなりますが、オーブンにあった大きさにカットしたり側面を危なくないように滑らかにしたりする手間を考えればわりに合わないな、、と

やっぱりプロにお任せして綺麗な銅板をお手軽に購入しようという結論になりました。

オーブンを別の機種に買い替えたらピッタリサイズじゃなくなる

まさに今の私がそうなのですが、銅板を買った時に使っていたオーブンが壊れてしまい、違うオーブンに買い替えたらサイズが合わなくなりました。

幸いにも新しいオーブンの方が庫内が広いので使うことができましたが、いずれ買い換えたいと思っています。

ただ、これも古い銅板とステンレスの平天板は下取りしてくれるので、それを踏まえればちょっと安く新しいものを購入することができます。

銅板の使い方

使い方ですが簡単です。
ただ、正しく使わないと銅板を使う意味が全くなくなるのでここはしっかり抑えておきたいところです。

型を使わないパンの場合(フランスパン、ロールパン、クロワッサンなど)

①成形した生地はオーブンシートを敷いた銅板にのせて2次発酵させます。
             ↓↓
②オーブンを予熱する際にステンレスの平天板をしっかりと予熱します。(ステンレスの平天板を購入しない場合はオーブンに付属の天板(角皿)を逆さにして予熱します。)
             ↓↓
③銅板ごとオーブンに入れて焼きます。

型を使うパンの場合(食パンなど)

①オーブンを予熱する際に銅板を一緒に予熱します。
             ↓↓
②銅板の上に型に入ったパンをのせて焼きます。

ポイントは銅板を使ってパンに効率よく熱を伝えること。
例えば、ステンレスの平天板や付属の天板(角皿)を予熱せずに銅板にのせた生地をオーブンに入れても意味がありません。

ステンレスの平天板は必要?

銅板を使って瞬時に熱をパンに伝えるには、あらかじめオーブンの予熱の際にステンレスの平天板か付属の天板(角皿)を一緒に入れて蓄熱しておく必要があります。

そしてその蓄熱された熱を銅板に瞬時に伝えるには、なるべく銅板と天板の間に隙間がない方がいいです。
そういう意味ではステンレスの平天板を一緒に購入した方が安心かなと思います。

あとは、付属の天板(角皿)は使わずにステンレスの平天板と銅板のみを使うことにより庫内を最大限に使うこともできます。

最後に

銅板は買わなくてもパンは焼けますが、家庭でパン作りをもっと楽しみたい場合にはオススメです。

私は本当に買ってよかった〜と思っています。

家庭のオーブンで悩んでたあれやこれやが解消されたのでさらにパン作りが楽しくなりました。

もし、家庭でのパン作りに悩んでるのであれば銅板を検討してみてください。

私は銅板とこちらのオーブンを使ってパンを焼いています。↓↓

この記事を書いた人
あおき

こんにちは。
日好珈琲店主のあおきです。
6才の娘がいる30代です。パンやケーキと一緒にコーヒーを飲む時間が一番の癒し✨
でもカフェインが体質に合わないのでデカフェコーヒーと。デカフェ最高✨

経歴:
▽管理栄養士
▽手綱焙煎、フジローヤル焙煎
▽パティスリー、ブーランジェリーで製造
▽デカフェコーヒー専門店のネットショップ開始2022年〜

≫日好珈琲のHPはこちら

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