こんにちは。あおきです。
妊娠や体調の変化などを機にカフェインレスコーヒーを飲み始める方は多いのではないでしょうか。
そしていざカフェインレスコーヒーを注文しようと思うと、
スタバでは『+55円』と書かれていますよね。タリーズでは『+66円』です。
スーパーでカフェインレスのコーヒー豆やドリップバッグ、インスタントを見てみると普通のコーヒーに比べて1.2倍くらい高かったりしますよね。
これらを見ると妊娠中や健康のためとはいえ、カフェインレスコーヒーを手に取ることに少し躊躇しませんか?
しかし、なぜ高いのか、その理由が分かり納得すればその抵抗も少しなくなるかもしれません。
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カフェインレスコーヒーが高い理由は?
なぜカフェインレスコーヒーは高いのか?
店員さんがカフェインレスの豆に変更する手間代?
カフェインレスの需要がそこまでなく生産が少ないから?
もしかしたらそれらもあるかもしれませんが一番大きな理由は、
『カフェインを除去する処理にコストがかかるから』
もはや高い理由はほぼこれではないかと思います。
カフェインの処理にコストがかかるからコーヒーの生豆自体の価格が高くなり、焙煎後のコーヒー豆の値段も高くなり、カフェなどで提供される値段も高くなります。
コーヒーは日本に輸入される前に海外にあるカフェイン処理工場でカフェインが除去されています。
(日本にもカフェイン処理工場が1つだけありますが、そこは今生産がストップしている状況です。)
この工程が一つ増えることでカフェインレスのコーヒーは普通のコーヒーに比べて高くなるのです。
カフェインの処理方法は全部で4つあります。
簡単に説明しているので知りたい方はこちらをどうぞ。
カフェインレスコーヒーができるまで
コーヒーができるまでにはものすごくたくさんの人の手と時間がかかっています。
コーヒー豆はコーヒーの木からなる実(コーヒーチェリー)の中にある種のことです。
このコーヒーチェリーを収穫するには種を蒔くところから数えて約4年という歳月がかかります。
4年後に真っ赤なコーヒーチェリーが実ったら人の手で1粒1粒手積みをし、果肉を取り除き、水洗い、乾燥、脱穀、選別という工程を行います。
そして、これらの工程をコーヒー農家の方達は日々、切磋琢磨しながら美味しいコーヒー豆を作っているのです。
スペシャリティーコーヒーと言われるコーヒーが香り豊かで美味しいのも農家さんたちの試行錯誤の末なのです。ありがたい。。
さらにこれらの工程の後にやっとカフェイン処理工場でカフェインを抜く作業が行われます。
それが終わると日本に輸入されます。
そして、そこからまた選別と焙煎が行われて私たちの手元に届くのです。
最後に
コーヒーはとっても長い時間とコストがかかってますよね。
カフェイン処理工場を稼働し維持するのにもものすごくコストがかかります。
カフェインレスコーヒーが普通のコーヒーよりも少し高くなる理由がわかっていただけたかなと思います。
いろんな方々によって大事に作られてきたコーヒー豆だと知るだけで、とてもありがたく美味しい1杯になりますね。