こんにちは。あおきです。
大人が飲んでいるコーヒーを子どもが飲みたがることはありませんか?
でもコーヒーにはカフェインが入っているし子どもにあげていいのか悩みますよね。
どのくらいならあげても大丈夫なのでしょうか。
そして、カフェインを取ることで子どもに与える影響とはどのようなものがあるのでしょうか。
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子どもが摂取できるカフェイン量とは
コーヒー1杯(150ml)には90mgのカフェインが含まれています。
そして、4~6歳児で最大45mg/日、7~9歳児で最大62.5mg/日、10~12歳児で最大85mg/日、13歳以上で2.5mg/kg体重/日が推奨されています。
これは、4〜6歳児で1/2杯分(75ml)、7〜9歳児で2/3杯分(100ml)、10〜12歳児で1杯弱(140ml)です。
意外に多いと思われますか?
ただ、これは推奨量であってこの値を越えなければ必ずしも大丈夫というわけではありません。
アルコールと一緒でカフェインの体に与える影響には個人差があります。少しの量でも大きな影響を受けることもあるということです。
では体に与えるカフェインの影響とはどのようなものでしょうか。
カフェインが子どもに与える影響は?
大人にとっては集中力をアップさせるためなどカフェインも使い方次第でいい影響になります。
しかし、各機能が未熟な子どもは大人よりもカフェインの影響を強く受けます。
そして、体や脳に悪い働きをすることもあります。
眠りが浅くなる
成長ホルモンは深い睡眠時に分泌されるので、睡眠が浅くなることによって十分に分泌されなくなります。
また、睡眠不足によって日中にイライラしたり心が不安定になったりします。
成長に大切な栄養素が出ていく
カフェインの利尿作用によってカリウム、マグネシウムが排出されます。
そして、長期的にカフェインを取ることによってビタミン、鉄分、カルシウムなどの吸収不良も起こします。
これらの栄養素は子どもの成長にとってはとても大切なものばかりです。
カフェインが含まれている意外な飲食物
カフェインは子どもが気軽に飲んだり食べたりしているものにも入っています。
例えば、烏龍茶、紅茶、コーラ、チョコレート。
コーヒーほど多くはありませんが、飲んだり食べたりする量が多ければコーヒーと同等のカフェインをとっていることにもなります。
烏龍茶や紅茶を2杯飲めば、コーヒー1杯分のカフェイン量と大体同じになります。
こちらに飲料に含まれるカフェイン量を記載しています。
チョコレートに入っているカフェイン量はこちらです。
カフェイン濃度 | 1杯分(1枚分)のカフェイン量 | |
ダークチョコレート | 80mg/100ml | 板チョコレート1枚(50g)は40mg |
ミルクチョコレート | 20mg/100ml | 板チョコレート1枚(50g)は10mg |
清涼飲料水にはカフェインを多く添加したエナジードリンクも含まれるため、カフェイン量に幅があります。
子どもが飲みたがるならカフェインレスコーヒーを
カフェインレスコーヒーなら1杯分で1.5〜3mgのカフェイン量です。
これは烏龍茶15mlと同等です。
烏龍茶の15mlは大さじ1くらいです。
烏龍茶1口とデカフェコーヒー1杯が同じカフェイン量なんですね。
子どもの健康のためにもコーヒーをあげるならカフェインレスコーヒーがおすすめです。