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デカフェコーヒーってどうやって作るの?デカフェ、カフェインレス、ノンカフェインの違いは?デカフェの素朴な疑問すっきり解決します

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デカフェコーヒーをもっと楽しみたいあなたへ

こんにちは。あおきです。

コーヒーにはまりだしてから気づいたことがあります。

それは、私はカフェインに強くない!ということ。

ある一定以上飲むとお腹を壊すし、夜に飲むと寝れなくなります。。

でもコーヒーは飲みたい。晩ご飯の後にも飲みたい!

そんな私の願いを叶えてくれるのがデカフェコーヒーです。

デカフェと聞くと、美味しくないんじゃない?と思う方もいると思います。(私も思ってました。)
でも、最近のデカフェは美味しいんです!

カフェインを抜く技術もすごくて安心安全です。

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デカフェ、カフェインレス、ノンカフェインの違いとは?

よく飲み物にデカフェ、カフェインレス、ノンカフェインなどの言葉が書かれていますが、これらの違いはカフェイン含有量の違いです。

それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。

デカフェ

デカフェとはもともとカフェインの含まれるものから、カフェインを90%以上取り除いたもののことをいいます。

コーヒーだと大体0.3%以下のカフェイン含有量の場合にデカフェと表示できるようになっています。

カフェインを全く含まないわけではないんですよね。

カフェインレス

カフェインレスはそもそもカフェインが少ないものを指します。

しかし、90%以上カフェインが少ないという点は同じなので、カフェインレス=デカフェだと思っていいと思います。

コーヒー以外にもお茶やコーラなんかもありますね。

ノンカフェイン

カフェインがもともと全く含まれていないもののことをいいます。

麦茶やハーブティー、ルイボスティー、たんぽぽコーヒーとかですね。

たんぽぽコーヒーって名前は可愛いけどコーヒーではないんですよね。味も全然コーヒーじゃない。

デカフェの作り方(カフェイン除去方法)

コーヒーからカフェインを除去する方法にはいくつかあります。

デカフェコーヒーは生豆の状態のときにカフェインが除去されます

有機溶媒抽出(直接法)

1906年にドイツで開発された世界初の脱カフェイン法。
有機溶媒の強い薬品を使ってカフェインを取り除きます。

これは日本では禁止されているので、これを使ったデカフェコーヒーは日本には流通していません。

なぜなら強い薬品とコーヒー豆が直接触れるので安全とは言い切れないからです。

有機溶媒抽出(間接法)

こちらの間接法は薬品と直接触れたりはしないのですが、やはり強い薬品を使うという点から日本では禁止されています。

水による抽出(ウォータープロセス)

コーヒー生豆を水に浸すことによってコーヒーの成分が溶け出した溶液を作り、その溶液をカフェインだけが通るフィルターで濾過し、カフェインのない溶液を作ります。

この溶液に新しい生豆を浸すことで、溶液の方に新しい生豆のカフェインを移動させることでカフェインを除去します。

水しか使わない方法なので、とても安全です。

そしてこのウォータープロセスには「スイスウォータープロセス」と「マウンテンウォータープロセス」の2種類があります。

どのように違うかというと、スイスウォータープロセスでは③④の工程を何度も繰り返してカフェインを除去していくのに対して、マウンテンウォータープロセスの方は③④の工程で加圧・加熱することによってカフェインを除去しています。

どちらの方がいいかというと、マウンテンウォータープロセスの方が何度も溶液を通さないという点で風味が残りやすいと言われています。

超臨界二酸化炭素抽出

蒸して柔らかくしたコーヒー豆から超臨界流体(気体と液体の区別がつかない状態)の二酸化炭素によってカフェインだけを抜きます。

こちらは水と二酸化炭素しか使わないので安心安全で、他の製法よりもかなり早くカフェインを抜き取ることができます。(2、3時間くらい)

さらに、使われている二酸化炭素は99.9%再利用されるので、環境にやさしいという点も注目されている抽出法です。

液体二酸化炭素抽出

水蒸気でコーヒー生豆に水分を含ませて約2倍にします。その豆を液体二酸化炭素に漬けてカフェインを溶かし出して除去します。その後、豆の水分を乾燥させます。

この抽出方法は豆に負担がないので、安全で美味しい方法と言われています。

*液体二酸化炭素とは超臨界二酸化炭素の手前の状態のことです。
二酸化炭素は、温度と加圧によって徐々に液体二酸化炭素から超臨界二酸化炭素へと変化していきます。

カフェインレスのコーヒーノキ

元々カフェインが少ないコーヒー豆があれば、カフェインを除去する工程がいらないので、風味が落ちることなく美味しいカフェインレスコーヒーが飲める!

ということで、カフェインレスのコーヒーの木を作る研究も行われています。

しかし、カフェインの少ない木を育てられても実がならなかったり、 育つ過程でカフェインが増えてきたりと難しい課題がたくさんありそうです。

まだまだ実用段階ではないですが、今後がかなり楽しみです。

最後に

単にデカフェと言ってもいろんな方法でカフェインを抜いていますね。
そして方法によっても味の違いがあります。

デカフェを買うときは抽出方法も見てみると面白いと思います。

今でも十分美味しいものはありますが、まだ種類が限られてます。
もっといろんな種類の美味しいデカフェに出会えることを期待しています。

デカフェ専門店『日好珈琲』はこちらから♪

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