こんにちは。あおきです。
今回は前回の「キッチンエイドKSM5でパンを作るときのメリットデメリット」の記事に引き続き、ケーキを作る際のメリットデメリットをお伝えしたいと思います。
ちなみにこちらの記事です。
こちらが私の使っているキッチンエイドKSM5です。
キッチンエイドのメリットデメリット(ケーキ編)
メリット
・生クリームも簡単に立てることができる
・同時並行しないといけないケーキを作ることができる
・スポンジの生地をキレイに泡立てることができる
デメリット
・メレンゲの少量はハンドミキサーの方がいい
・値段が高い
・キッチンエイドは重たい!
キッチンエイドのメリット(解説)
メレンゲを簡単に作れる(もちろんイタリアンメレンゲも)
ケーキ作りには欠かせないメレンゲを簡単に綺麗に作ることができます。
メレンゲを作るときはグラニュー糖を入れますが、最初に入れるとキメの細かい強いメレンゲになり、後の方で入れると気泡が大きくボリュームはありますが、若干つぶれやすいメレンゲになります。
強いメレンゲを作るには、ハンドミキサー以上の強さのものが必要になってくると思います。
また、ムースやバタークリームに使うイタリアンメレンゲを作るときにも重宝します。イタリアンメレンゲは卵白を立てながら熱したシロップを入れていくので、ハンドミキサーでは少しやりずらいところがあるからです。
生クリームも簡単に立てることができる
生クリームを泡立てるときに重要なことは、生クリームがボサらないようによく冷やして早く泡立てることです。
キッチンエイドKSM5ならボールの下に保冷剤を当てておくだけで冷やしながら泡立てることが簡単にできます。
パワーもあるのですぐに泡立てることができます。
また、キッチンエイドの種類でKSM150がありますが、これはボールの下が本体にくっついているので保冷剤をあてることは難しいと思います。
同時平行しないといけないケーキを作ることができる
例えば、卵黄とグラニュー糖を混ぜたものとメレンゲを同じタイミングで作って2つを混ぜ合わせるというケーキがあるんですが、この場合メレンゲはキッチンエイドに任せればいいので、そのようなケーキも作ることができます。
これをキッチンエイドなしで作るときは気持ちも動作も結構バタバタすると思います。もちろん仕上がりのケーキにも影響してくると思います。
スポンジの生地をきれいに泡立てることができる
スポンジには共立て(卵黄と卵白を一緒に泡立てます)と別立て(卵黄と卵白を別に泡立てます)の2種類がありますが、共立てをする際にきれいな生地を簡単に作ることができます。
きれいな生地を共立てで作るには湯煎をせずに潰れにくい強い気泡を作ることが大切ですが、キッチンエイドならパワーがあるので湯煎をせずに泡立てることが簡単にできます。
キッチンエイドを動かしているときに他の作業ができる
例えばメレンゲをハンドミキサーで作るときはずっと持っていないといけません。
しかし、キッチンエイドはメレンゲを作りながら、他の材料の準備もできたり洗い物ができたりととても効率がいいです。
キッチンエイドのデメリット(解説)
生クリーム200mlを泡立てるときはコツがいる
市販の生クリームの量は200mlが多いと思いますが、この量をキッチンエイドで泡立てるには少し少ないんです。
なんとか泡立てることはできますが、泡立てるのに時間がかかります。時間がかかると生クリームはボサりやすくなります。
そこで私は下の写真のように、ボールをひっかける片側の部分を少し浮かしています。
これは使い方としていいのかわかりませんが、なるべくホイッパーがボールに当たらないようにしているので大丈夫なんじゃないかと勝手に思っています。
メレンゲの少量はハンドミキサーの方がいい
キッチンエイドはある程度の量を混ぜるときでないとホイッパーが当たらず十分に混ぜることが出来ません。
するとそこに混ざりきらないグラニュー糖などが溜まることがあります。なので、少量のときはハンドミキサーを使う方がいいと思います。
目安は上にも書きましたが生クリームなら200mlがギリギリじゃないかと思います。
値段が高い
キッチンエイドは値段が高いです。
キッチンエイドは3種類あるんですが、安いもので6.5万、高いもので14万くらいします。ちなみにKSM5は8万くらいです。
値段が高いですがなかなか壊れるものではないですし、長く頻繁に使う方なら値段分の価値はあると思います。
キッチンエイドは重たい!
こちらも前回の「キッチンエイドでパンを作るときのメリットデメリット」でもお伝えしましたが、キッチンエイドは重たいです。
私の持っているKSM5は11kgです。
他の2種類も大体同じくらいの重さです。
私はキッチンエイドをよくあるメタルラックに置いています。
パンを捏ねるときはラックが揺れるので違う場所で捏ねるため動かしますが、ケーキを作るときはラックの上に置いたままで使ってます。
置く場所を考えれば特に動かすこともないと思うので、そこまで気にするようなデメリットでもないのかなと思います。
キッチンエイドKSM5はこんな人におすすめです!
キッチンエイドは3種類あります。KSM150とKSM5とKSM7です。
私がその中でKSM5を選んだ理由は、ケーキもパンも頻繁に作りたかったからです。
パンを作るには本当はスパイラルのフックがあるKSM7が良かったのですが、KSM7は最低量でも家庭で作るには多すぎます。
生地は作れても家庭用オーブンが1個しかないので焼けません。
なのでKSM150かKSM5のどちらかの選択になりました。ケーキを作る際の最大量はKSM5の方が多いですが、最小量はどちらもほとんど変わりません。
家庭で食べるケーキの量ならKSM150でも十分なのですが、やはりパンを捏ねるには量以外に、パワーと耐久性がより高い方がいいということでKSM5を選びました。
これが1つ下のサイズのキッチンエイドKSM150です。↓↓
あと、KSM5はボールの下を冷やしたり温めたりできます。
これはケーキを作るときもパンを作るときも割と重要なことだと思います。
家庭でケーキもパンも作るならKSM5が良いのではと思います。
ちなみにケーキ屋ではKSM5やケンミックスを使用しているところが多いと思います。私が働いていたところもそうでした。
今後、開業とかを考えている方はKSM5が絶対おすすめです。
私が愛用しているキッチンエイドKSM5❣️↓↓
最後に
キッチンエイドを使うと作業をスムーズに行うことができます。
作業がスムーズにできると、ケーキを作ることが特に大変な作業ではなくなるので気軽に空いた時間などで作ろうという気になります。
家庭でケーキやパンを気軽に楽しむにはとても頼もしい相棒になると思います。